自律神経の乱れを改善する、力みの抜き方

今、どれくらいの力が入っていますか?

皆さん、いつも力が入り過ぎていませんか?
もしくは力の抜けた感じが分かりますか?

では、その「力」を感じるために、さっそくテストをしてみましょう。

まず、水を入れたコップを用意して下さい。
コップを持ちあげて、ギュッと握ってみましょう。

この時、コップの重みをどのくらい感じますか?その感覚を覚えておいて下さい。

次に、コップが落ちるか落ちないか、ギリギリのところまで力を抜いて持って下さい。
「ズシン」と来ませんか?

これが、水を飲むときに必要な最低限の力です。
これくらいの力でも持てるのです。

力みと体調不良

力みがあると、

  • 体のゆがみ
  • 腰痛
  • 自律神経の乱れ

など、体調不良が起こりやすい状態になってしまいます。
特に、自律神経失調症の方は、体に力みが入る癖をもっている方が多いので要注意です。

私たちは日々患者さんの体を診ていますが、本当に「力み過ぎ」の方が多く、それが様々な症状の原因の一つになっています。

筋肉の役割

筋肉の役割には、男性的な面と女性的な面の二面性が有ります。

男性的な面は、ご存知、力強く動かす「マッチョ」的なイメージがあります。
そして女性的な面は、筋肉に起こった変化をキャッチして体の中に受け入れる「センサー」のような働きをします。

先程のテストで重く感じたのは、筋肉の女性的なセンサーが働いた、ということになります。
このセンサーを働かせることが、繊細な無駄のない動きをするキーポイントです。

また「運動の質」を上げるにも、この二面性を上手く使うことにあります。
書道家は筆を決して強く握らず、優しく包むように持ちます。だから落ち着いた心で美しい線が描けると言います。

また、イチロー選手があれだけの成績を出しても怪我をしないのは、この二面性を持ってるからです。

運動がなかなか上達をしない、運動をしているうちに痛みが出てきたなどということはありませんか?
もちろん、質や量の問題もありますが、基本的に「力み過ぎ」からくる場合が多いのです。

この筋肉の夫婦関係を上手に使いこなすことで、出来のいい子供(使い方)が生まれます。

皆さん、日常生活や運動の際は男性的なところが中心ではないでしょうか。
亭主関白ではいけません。カカア天下がちょうど良いくらいなのです。

力みと心

心と体は連動します。そして筋肉は素直に表現します。
体が凝ったり、固いなと思う方は、心も一緒に頑張り過ぎているのかも知れません。

特に、忙しくしていると余裕がなくなってしまい、感受性が鈍くなります。
余裕がないとセンサーは働くことができません。

一度立ち止まり、ポンっと力を抜いて自分の体の声を聞いてみてください。
「そんなに頑張らなくてもいいのに...」と言っているかも知れません。

整体やストレッチ、呼吸法などを利用して、常に力みが抜ける体にして下さい。
また、紙に目立つ色で「力みを抜く」と書いて、力が入ってしまいそうな所に貼っておくこともお薦めします。

「力みを抜く」だけでも症状の改善の一歩につながります。
柔らかい体と心は、様々な体の問題を解決してくれるでしょう。

症状別対処法

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